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榮春寺のご紹介(1)

榮春寺のご紹介(2)(工事中)

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文化教室「指心庵」

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榮春寺のご紹介(1)

総門(伏見城遺構)

長沼宗敬澹斎所(墓石・碑誌)

本堂

泰澄山榮春寺
泰澄山榮春寺は元録十一年(1568)傳養和尚が開創された禅寺です。
高祖道元禅師が、深草から越前へ赴かれた寛元元年(1243)から三百二十年後、伏見にはじめて建てられた曹洞宗寺院です。
この地は小幡山の西北麓で、東南麓は道元禅師誕生の藤原家山荘のあった所である。また禅師の観音導利興聖宝林寺にも近い。

開山孝蒲傳養和尚
戦国時代正親町天皇は、天下泰平国土安穏を祈願され、永禄十年頃全国から名僧百名を集め百日法要を営まれました。傳養も招かれ法要の後榮春寺を創建。

仏祖正伝の仏法
御本尊 釈迦牟尼佛座像 一尺五寸五分
脇侍 文殊・普賢坐禅座像 九寸五分  三尊とも伝泰澄大師御作、酒井重勝の寄進。泰澄大師は白山の開創者で越の大徳と言います。
十六羅漢 須弥壇左右十八躰 岩座に安置
十六弟子 本堂欄間透彫雲水岩樹木付十躰
十六善神 観音堂仏壇右手岩座付 二十躰
本堂  天保十年(1839)改築、南に面す。
観音堂 西国三十三ケ所観音、聖観音、十一面千手観音を祀る。天井は桃山城血天井。
茶室「指心庵」 四帖半台目の席、茶禅一如

開墓 酒井作右衛門重勝
徳川家康の三河以来の家臣、軍功数多く四度鑓作右衛門と称される。慶長二年(1597)奥方が死去し菩薩を弔うため、慶長地震後の榮春寺の堂宇造営に尽力し開基と崇められる。後関ケ原役等に功重ね出世し、伏見城守備の特命を受けます。
同十九年伏見で歿し、成安寺に葬られます。

長沼宗敬澹斎の墓・碑
―長沼流法兵学の祖―

江戸時代の代表的な科学者長沼宗敬澹斎の墓があります。
澹斎は寛永十二年(1635)信州松本で生まれ元禄三年(1690)伏見竹田で歿し榮春寺に葬られます。
その兵法は義兵王道論に立ち、鉄砲や海防も論じ、諸潘の門弟に支持され尊敬された。
墓の横には、会津藩主によって顕彰碑が建立されています。

高祖道元禅師御尊像(右)
榮春寺開山御尊像(左)

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